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労務業務に自信がついた!合格者はなぜ受験し、検定に何を求めたのか

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目次

人事労務マイスター検定」はSmartHR 人事労務研究所とSATO社会保険労務士法人が運営・監修、「人事労務実務」に関する資格検定です。

本検定では、暗記による知識の詰め込みではなく、知識と事象を掛け合わせて答えを導く力の向上を推進しています。

そこで、2023年12月に実施された検定試験に合格した4名の方にインタビュー実施。「人事労務マイスター検定」の受験動機、学習のヒントを伺いました。また、本稿では業界・人事労務歴の異なる合格者4名が合格後に感じた自身の変化についても語っていただきました。

  • 矢部さん

    人事労務歴:6年

    日々、子育てをしながら、人事労務に従事。教科書サイトにあるテキストと動画を併用し、効率的に学習を進めた。

  • 土田さん

    人事労務歴:10年以上

    自分の実力を確認するために受験。年末調整業務で多忙な日々のなかで、不足していた領域の学習を重点的に行なった。

  • 片岡さん

    人事労務歴:なし

    現在、看護師。労務担当者でなくても労務知識は必要と考え受験。FP(ファイナンシャル・プランナー)資格を保有。

  • 城内さん

    人事労務歴:10年以上

    人事労務歴:10年以上。人事、総務、情報システムなどの複数領域を経験。教科書サイトを日々の業務でも活用し、実力を醸成。

「実務に即した実力」を証明してくれる検定に期待

皆さんが人事労務マイスター検定を受験しようと思った動機は何でしたか?

矢部さん

私は自分の労務管理の知識をアップデートしたいと思い申し込みました。労務関連の法改正の認識や、それに伴う対応が適切な状態か確認するのにちょうどよいと思いました。

また、実務では後進を育成する立場でもあるため、人事労務マイスター検定を後輩にも勧めるために、率先して受験しました。

土田さん

自分の不足している知識や経験を補う目的で申し込みました。

スタートアップ企業で実務経験もあり、自分にはある程度の知識や対応力があると考えていました。しかし、教科書サイトを確認すると、これまで対応経験のない事象に関して、回答に迷う場面がありました。そこであらためて自分の知識や経験が偏っていることを痛感しました

片岡さん

私は現在看護師で、皆さんのように「労務業務」を背景とした動機ではありませんが、自分の労務に関する知識がどれくらいあるのかを知りたいと考えていました。

また、身内が罹患し、傷病手当金などについて、一緒に調べながら乗り越えた経験があります。そうした背景から、労務担当者でなくても社会保険をはじめとした労務の知識をしっかり理解しておきたいと考えました。

城内さん

私の動機は、自分の労務管理の知識や実力の腕試しの側面もありましたが、検定自体に非常に興味があったのが本音です。
人事労務マイスター検定が、知識の暗記力ではなく、「知識」と「事象」を掛け合わせて、正しい答えを導く能力の向上を目的としているところが非常にユニークでした。
労務業務の習熟度は、「これができたら一人前」と定義するのが難しい領域です。しかし、この検定なら「実務に即した実力がある」と証明してくれると思いました。

スキマ時間を有効活用。自分にあったスタイルで無理なく学習継続

スキマ時間で無理なく学習継続

合格者の皆さんがどのように検定に向けて学習を進めていたのか、これから受験される方々は気になると思います。学習のヒントがあれば教えてください。

土田さん

毎日決まった時間に学習時間を設定するのは難しいので、スキマ時間に教科書サイトを眺めていました。

自分が知らない領域に関する箇所を重点的に読み、すでに知っている領域は飛ばしていました。とくに合格のために気合をいれすぎず、受験まで自分なりに学習を続けることを大切にしました。むしろ、年末調整の書類チェックで疲れたときに、息抜きとして学習を進めていたこともありますよ。

片岡さん

私も通勤中の電車内や、ちょっとした待ち時間に教科書サイトを読んでいました。土田さんと同じく、学習時間の捻出や合格をあまり意識せず、楽しみながら教科書サイトを読み進めました。

無理な学習時間の調整や、検定合格を意識した形での取り組みをしないことがヒントになりそうですね。教科書サイトにはテキストと動画の2種類の教科書がありましたが、どのように使い分けましたか?

矢部さん

私はテキストと動画の両方を活用しました。昼休みや家で家事をしながら動画を視聴し、わからないことがあれば、別途テキストで確認していました。

動画の解説も非常にわかりやすかったので、無理なく学習を続けられたと思います。本来、私は「読んで、書いて覚える」学習スタイルですが、この検定に限らず、実務でも動画から学ぶeラーニングの機会も増えてきたので、よいチャレンジになりました。

個人的には同僚や後輩と一緒に教科書サイトの内容について話したり、考えたりするのもオススメです。話すことで自分のなかで知識が定着している実感がもてました。

城内さん

私はテキストメインで学習していました。皆さんと同様、教科書サイトのなかで回答に困った箇所を重点的に復習するスタイルです。

学習中は事象の答えを覚えるのではなく、「答えの調べ方を身につけること」を意識していました。試験本番は、教科書サイトをはじめ、インターネット検索もOK。つまり、カンニングOKです。設問として出された事象に、正しい答えを導き出せるようにするのが、学習のコツかもしれません。

人事労務マイスター検定は「人事労務の登竜門」になる

人事労務マイスター検定の魅力

片岡さんは普段は看護師として従事しながら、検定合格をされました。今回の経験をどのように活かしていきたいですか?

片岡さん

私は検定に合格できたことで、よりよい働き方を自分で選ぶ視野が広がっただけでなく、周りの人にも提案できる自信がつきました。労災や休業など、自分が苦しいときに助けになってくれる制度や法律の知識は世代を問わず、必要だと思います。

個人的には、「知らなかった」だけで大きな損をしないために、労務担当者以外の人にも教科書サイトを覗いてみるところからスタートしてみてほしいです

とくに社会保険は労働者すべてに関わる事項なので、「備え」という側面でも重要な視点ですね。ありがとうございます。

それでは、人事労務に携わっている皆さんにもお伺いします。人事労務マイスター検定を振り返っていかがでしたか?

土田さん

試験では「◯◯さんは扶養に入りますか?」など、まさに実務で対応するような事象が設問として出てきます。城内さんもおっしゃっていましたが、試験中は調べながら回答してOKなので、通常業務と同じ感覚で取り組んでいました。あらためて、学習から試験本番が実務に直結しているんだな、と感じました。

今回、試験に合格したことで、偏りを感じていた自分の知識・経験が改善され、実務に自信がつきました。

矢部さん

私は合格できてもちろん嬉しかったのですが、検定試験に向けての学習自体に価値を感じています。

とくに教科書サイトのテキスト・動画は丁寧かつ、わかりやすくまとめられています。人事労務初心者にとっては最適な入門書、経験者には復習とアップデートを兼ねた自己研鑽の参考書として使えると思っています。

城内さん

実務のなかで、回答に迷う事象は、教科書サイトを参照することで大体解決します。私にとっては、教科書サイトは単なる検定試験のための教科書というより、「人事労務の教科書」に近い存在でした。裏技的な使い方かもしれませんが、後輩には教科書サイトを業務マニュアルのひとつとして参照することを勧めています

日ごろからこの教科書サイトで業務をする延長線上に、実務の対応力を測る機会として人事労務マイスター検定を受験する。そういう意味では、人事労務マイスター検定は「人事労務の登竜門」になると思います

これから試験を控えている方、受験を検討されている方にとって、参考になるお話をありがとうございます。また、さらに魅力的な検定になるよう日々改善に努めます。片岡さん、土田さん、矢部さん、城内さん、素敵なお話ありがとうございました!

おわりに

インタビューでは業界・人事労務歴の異なる合格者4名から、それぞれ学習から合格までを振り返っていただき、学習のポイントや合格後の自身の変化について語っていただきました。

学習のコツとして、以下のようなお話がありましたね。

  • 日々のスキマ時間で教科書サイトを読み進める
  • 知らないこと、理解が浅い箇所を重点的に確認する
  • 合格を意識しすぎない

また、「自分の実力を確認できた、自信につながった」という声とともに、「人事労務担当者は全員、受験したほうがいい」という嬉しいお声も。さらに、高みを目指す方からは「スタンダード、エキスパートの上位版として「マニア」などがあれば挑戦したい」という刺激的な意見も飛び出しました。

次回の検定期間が確定次第、人事労務マイスター検定公式ホームページにてお知らせいたします。

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