配置検討や1on1・キャリア面談のメモを記録・管理「メモ・タグ機能」
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こんにちは。SmartHRプロダクトマーケティングマネージャーの里井です。
SmartHRでは、人材会議や1on1、キャリア面談時に従業員の定性情報を記録(メモ)したり、「異動候補」などの目印(タグ)を従業員に付与できる「メモ・タグ機能」をリリースしました。本稿では、「メモ・タグ機能」の概要や活用方法をご紹介します。
メモ・タグ機能とは
メモ・タグ機能はSmartHRの「キャリア台帳」内で活用できる機能です。
メモ機能について
キャリア台帳の従業員詳細画面の最下部にあるメモ欄に、従業員に関するさまざまな情報をメモとして記録できます。
タグ機能について
キャリア台帳の従業員詳細画面の上部「タグを変更」ボタンから、「昇進候補者」「昇格候補者」「異動候補者」の3つのタグを従業員に付与できます。
活用イメージ・ユースケース
メモ・タグ機能の併用により、人材会議や1on1、キャリア面談といった場面で効果を発揮します。
(1)昇進・昇格・異動を検討する人材会議での活用
キャリア台帳は従業員一人ひとりの基本情報や評価推移、スキル、経歴、エンゲージメントサーベイの推移などの情報をまとめて確認できます。昇進・昇格・異動を検討する人材会議では、キャリア台帳に集約されたこれらの情報を確認しながら候補者の検討を進められます。(もちろんメモ・タグ機能のみの活用も可能です)
検討を進めるなかで出た候補者に対する評価やコメントをメモ機能で記録すれば、今まで表計算ソフトや議事録で管理していたメモをキャリア台帳に集約できます。また、検討をふまえて昇進・昇格・異動の候補となった場合は、タグ機能で「昇進候補者」「昇格候補者」「異動候補者」の3つタグを付与すれば、会議後の育成計画、振り返りがスムーズに進みます。
(2)1on1や面談記録での活用
1on1やキャリア面談などの内容をメモ機能で記録します。もし、従業員本人や上長に異動が発生した際、後任の上長が過去のメモを閲覧でき、従業員の人となりやキャリア希望を把握しやすくなります。また、タグ機能で「昇格候補者」などの目印を付与すると、人材会議での候補者検討もスムーズに実施できます。
機能を活用する2つのステップ
ステップ(1):管理者による権限の設定
キャリア台帳でメモ・タグ機能を利用するには、まず権限を設定します。[設定]>[権限設定]を選択した後に、メモ・タグ機能を利用するアカウントの[編集]をクリックします。
その後、選択したアカウントに対して、「メモ・タグの表示有無(あり・なし)」と「閲覧できる従業員の範囲(すべて・自部署配下のみ)」を選択します。
ステップ(2):キャリア台帳からメモ・タグ機能を活用
人材会議や1on1などの面談時、キャリア台帳の従業員詳細画面からメモ・タグ機能を活用します。
キャリア台帳 × メモ・タグ機能でタレントマネジメントを加速
本稿では、キャリア台帳の「メモ・タグ機能」の概要や活用方法をご紹介しました。キャリア台帳はさまざまな従業員データの集約により、従業員データにもとづく効果的な人員配置や昇進の検討、人材育成を実現します。
すでにキャリア台帳を活用中のお客さまはさらなるデータの蓄積。キャリア台帳をこれから活用予定のお客さまは、まずは「メモ・タグ機能」からご利用いただき、従業員データの集約をスタートしてみてはいかがでしょうか。