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私的な理由でメンタル不調の従業員が継続的に無断休暇。解雇は可能?|労務のお仕事Q&A

公開日

この記事でわかること

  • 私的な理由で無断休暇が続く従業員の解雇可否
  • 解雇前に検討するべき具体的な内容​
目次

日ごろ、人事・労務業務を担当するなかで「これってどうなの?」という疑問もあるのではないでしょうか。そんな皆さまの疑問に、社労士・税理士・弁護士などの専門家がお答えします。今回は「メンタル不調で無断休暇が続く従業員への対応策」について、弁護士が解説します。

私的な理由でメンタル不調の従業員が継続的に無断休暇。解雇は可能?

相談者

プライベートな理由でメンタル不調に陥り、無断休暇を繰り返している従業員の解雇は認められますか?

労務担当/IT業界(東京都)

解雇可能もまずは無断休暇の頻度・期間を確認し、休職制度利用の提案を

弁護士法人ALG&Associates

業務とは関係のない理由で体調を崩して欠勤を続けている場合でも解雇は可能です。ただし、解雇が法律・裁判例上大きな制約を受けるため、解雇時は慎重な判断が肝要となります。

ご質問のようなケースでは、以下の2点を検討する必要があります。

  1. 無断休暇の頻度・期間の長さなどを把握

  2. 休職制度の利用を検討

休職制度を利用させることなく解雇した場合は、解雇を無効とする裁判例もあります。そのため、休職制度を設けている場合には、まず当該従業員に対する休職制度利用の提案をおすすめいたします。

本件の「教えて!専門家さん」弁護士法人ALG&Associates

弁護士法人ALG&Associatesは、中小企業・ベンチャー企業のみならず上場企業の企業活動に伴い生じるあらゆる問題解決に積極的に取り組んでいます。東京宇都宮埼玉千葉横浜名古屋大阪神戸姫路福岡に支部があり、約90名の弁護士が所属しております。企業法務・労務だけではなく、医療過誤交通事故離婚相続刑事など幅広く専門性を追求し総合病院型の法律事務所を目指します。

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