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他社の同僚に学ぼう!年に一度の大型イベント【PARK fes. 2024 レポート】

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目次

2022年に正式オープンした「PARK」は、現在(2024年9月時点)約1,600名のユーザーが参加するコミュニティに成長。2024年9月12日には、大型イベント「PARK fes. 2024」を開催し、SmartHRユーザー172名にご参加いただきました。本記事では、イベントの様子をお伝えします!

テーマは“他社の同僚”

テーマは他社の同僚と出会い、学び合う

今年のテーマは「他社の同僚と出会い、学び合う」。

専門性が高いがゆえに社内で“孤独”を感じることが多い、人事・労務領域のお仕事。似た境遇の人と気軽に相談できる場があれば、悩みを共有し、新しい視点を得られるかもしれません。こうした運営メンバーの想いから、テーマは「他社の同僚と出会い、学び合う」となりました。

このテーマは、イベント当日のコンテンツやノベルティ、会場装飾などにも展開されています。

迎えたイベント当日

会場の装飾

SmartHR東京オフィスを会場に、華やかに飾り付けられた空間でイベントが開催されました。

運営メンバーの奥村が話す様子

(PARK運営メンバーの奥村)

オープニングでは、総合司会の奥村(@aoicchi)がイベントの全体構成を説明。大きく分けて3部構成で、登壇セッション、参加型コンテンツ、交流会と、充実した内容をご用意しています。「この機会に、何か一つでも学びをもち帰ってほしい」と奥村は話します。

  • 登壇者芹澤 雅人

    SmartHR 代表取締役CEO

    2016年2月、SmartHR入社。2017年7月にVPoE就任。2019年1月以降、CTOとしてプロダクト開発・運用に関わるチームの最適化も担う。2020年11月取締役に就任、D&I推進管掌役員を兼任し、社におけるD&Iの推進に尽力。2022年1月より現職。

  • 登壇者高橋 一輝

    尾張陸運株式会社

    社会福祉法人で高齢者事業に16年携わったのち、2019年に尾張陸運へ入社。本社総務部所属。子ども事業統括責任者、障害者雇用担当、広報と並行し社内SEとして人事労務システム導入・運営サポートなどを担当。

  • 登壇者東郷 晃也

    Happy Elements株式会社

    2013年、Happy Elementsにゲームエンジニアとして入社しゲーム開発に従事。2019年に社会保険労務士の資格を契機に人事労務担当としてジョブチェンジ。以後は、労務・人事制度・組織開発などの業務に取り組んでいる。

  • 登壇者大谷 菜保

    株式会社プレイド

    新卒で自動車部品メーカーに入社し、情報システム室に勤務。 その後決済代行会社でバックオフィスのマネージャーを務め、管理部門の業務を幅広く経験。 2020年にプレイドに入社。IPO準備、上場を経験し現在は評価報酬制度のPJTオーナーなどに従事している。

  • 登壇者坂本 健一

    医療法人社団泰大会(イキイキチイキ法人泰大会)

    2015年12月 医療法人社団泰大会に入職し、クリニック運営他、外部医療機関・福祉施設・介護事業所との医療介護連携や地域連携に携わる。 2020年に一度退職するが、2022年4月に泰大会に復職。 法人全体の管理部門に携わる傍ら、人材育成、業務効率化、医療DXの推進にも取り組んでいる。

  • 登壇者(モデレーター)松栄 友希

    株式会社SmartHR タレントマネジメントプロダクト本部

    デザイナー、マーケターなど多様な職種を経てProduct Managerに。XTechグループで創業期からの会社立ち上げも経験。STORES株式会社を経て、2022年12月にSmartHR入社。2024年1月よりタレントマネジメントプロダクト本部 本部長。日本CPO協会常任理事。

イベントを盛り上げるノベルティ

同時に、参加者への感謝を込めたノベルティの紹介もありました。

配布ノベルティが並んだ写真

サコッシュ

サコッシュの写真

今回の目玉ノベルティはサコッシュ。PARKをより身近に感じてもらうため、仕事でも趣味でも使いやすい丈夫なサコッシュを用意しました。

飴・うちわ

飴の写真
うちわの写真

夏祭りをイメージし、「ぱ」の文字が入ったソーダ味の飴とうちわ。イベント中に使えるうちわも参加者に好評でした。

ネームホルダー

ネームホルダーの写真

PARKロゴ入りのネームホルダーで、台紙には氏名と所属を記入できる欄があります。

ボールペン

ボールペンの写真

仕事に欠かせない三菱鉛筆の『ジェットストリーム』。PARKユーザーに人気のアイテムです。

冊子

配布冊子の写真

タイムテーブルやコミュニティの紹介を含む冊子で、メモ欄もついています。イベント中に気になることを記録できます。

働くを変える一歩は人事・労務から

登壇中の芹澤の様子

(代表取締役の芹澤)

最初の登壇セッションには、SmartHR代表取締役CEOの芹澤が登場。人事・労務の役割や展望について語りました。

図表:今後のSmartHR利用イメージ

人事・労務の役割は、組織の複雑化に伴い、単なる管理業務から、ハイパフォーマーの育成やタレントマネジメントへと進化しています。SmartHRは、労務管理の効率化からスタートし、今後は採用から退社までを網羅するHRプラットフォームへと発展を目指しています。

図表:働くを変える一歩を、人事と労務から

また芹澤は「働くを変える一歩を、人事・労務から」と提言。人事が起点となり、誰もがその人らしく働ける社会を目指す重要性を強調しました。

PARKの歴史を振り返る

登壇する運営メンバー田中の様子

(PARK運営メンバーの田中)

運営チームの田中(@KT)は、PARKの活動について説明しました。

「PARKは、相談したり話を聞いてもらえる安心感を提供し、組織や個人の成長を支援しています」と、設立からの歩みを振り返り、月2回のオンラインイベント「PARK hour」や、気軽に雑談を楽しむ「ゆるチャレ」といった活動を紹介。また、毎週配信される「週刊PARK HRニュース」や、ワークショップイベントについても説明がありました。

PARKのイベントを説明する図

とくに注目されたのは「コミュコミュ」と呼ばれる、共通の悩みや業界を持つユーザーが集まるPARK内のコミュニティ。今年は30回以上のイベントが開催され、好評を得ています。

田中は「今日は他社の同僚をつくり、思いっきり学び合いましょう!」と参加者に呼びかけました。

SmartHRを使って改善できた各社の業務課題

話をする登壇者の高橋さんと東郷さん

(左:高橋さん、右:東郷さん)

続いて、尾張陸運株式会社の高橋さんとHappy Elements株式会社の東郷さんが、SmartHR導入の効果について対談しました。

高橋さんは、Excelや紙での人事資料管理の課題をSmartHRで解決。とくに急な採用発生時の給与計算の課題を効率化しました。スマホアプリ導入で従業員とのコミュニケーションも活性化しています。

東郷さんは、年末調整業務の効率化を目的に導入。しかし、導入後は従業員項目のメンテナンスの重要性を実感したと語りました。

両者共に、導入後の運用見直しが大切だという点を強調し、PARKでの情報共有が自社だけでなく社会全体に役立つと呼びかけました。

図表:高橋さんにとってのPARKとは
図表:東郷さんにとってのPARKとは

離職対策についてのディスカッション

登壇者3名で話をする様子

(左:大谷さん、中央:松栄、右:坂本さん)

最後の登壇セッションは、株式会社プレイドの大谷さん、医療法人社団泰大会の坂本さん、SmartHRの松栄(@bae)、各社の離職対策をテーマにした鼎談です。

大谷さんは、SmartHRの分析レポートを活用し、自社の離職状況を可視化。とくに早期退職者に焦点を当て、選考プロセスの見直しを進めました。

坂本さんは、医療機関における離職がサービス低下に直結する問題に取り組み、従業員の定着を図るための制度導入や面談を実施しています。

図表:キャリア台帳の活用

松栄は、SmartHRの「キャリア台帳」機能を紹介し、入社時の面談記録や上長との面談記録と退職理由を比較することで、ミスマッチの原因を探す方法を提案。

最後に大谷さん、坂本さんは、離職対策には早めの対応とデータにもとづいた改善が有効であると強調しました。

図表:大谷さんからPARKメンバーへのメッセージ
図表:坂本さんからPARKメンバーへのメッセージ

似た立場の人と交流、PARK hour特別版を開催

ここからは参加型のコンテンツが始まります。普段はオンライン開催している「PARK hour」を、今回は fes.特別版として会場内で実施。似た立場にある参加者と直接交流し、活発な意見交換が交わされました。

自分に合ったコミュニティを見つけるツアー

話をする運営メンバーの川端

(PARK運営メンバーの川端)

運営チームの川端(@nuffy)が司会を務めた「コミュコミュツアー」。参加者は興味のあるコミュニティを巡り、オーナーから話を聞き、感想を共有していきます。シールを集めると木が成長する仕組みが人気で、参加者同士の交流が深まりました。

配布冊子に貼られたシール

(コミュコミュごとに話を聞くとシールがもらえる)

話を聴く参加者の様子
話を聴く参加者の様子

(各オーナーの話を熱心に聞く参加者たち)

今日の学びをみんなで振り返る

感想を書いた付箋を貼る参加者

参加者一人ひとりが、これまでの学びを振り返り、付箋に感想を記入。たくさんの付箋がボードに貼られ、参加者の熱意が表れていました。

壁に貼られた付箋

BestPARKer表彰

参加者に挨拶をする佐藤さん、大谷さん

(左:佐藤さん、右:大谷さん)

ここで、株式会社プレイドの大谷さん、株式会社SUPER STUDIOの佐藤さんが「BestPARKer賞」を発表しました。PARK内で積極的に活躍されている方々を、BestPARKerとして月一で選出・表彰している取り組みです。

今回は特別版として「他社の同僚賞」が設けられ、ChatGPTを使ったクイズ形式で当選者を選出。受賞者には、景品と運営メンバー手作りのロゼットが贈られます。ちなみに、景品はPARKユーザーの企業さまの製品です。受賞された皆さま、おめでとうございます! 今後の活躍を期待しています。

表彰されて喜ぶ参加者
ロゼットの写真

(運営メンバー手づくりのロゼット)

受賞者の一覧

懇親会で締めくくり

話をする大久保

(PARK立ち上げメンバーの大久保)

イベントの最後は懇親会で盛り上がります。案内をするのは、PARK立ち上げメンバーの大久保(@secchin_maru)。参加者たちは、悩みや経験を共有し合いながら食事を楽しんでいました。この日出会った仲間は「他社の同僚」!新たな仲間と有意義な時間を過ごせたことでしょう。

デリボックスが並ぶ様子

(PARKをイメージしたデリボックスをご用意)

懇親会で賑わう様子

大盛況のうちに幕を閉じました!

図表:参加満足度

事後アンケートでは、9割以上の参加者が満足したとの結果が出ました。PARK内のスレッドやSNSでも多くの温かい声をいただき、運営チーム一同感謝しています。

図表:PARK内の感想

(PARK内の感想を一部抜粋)

「他社の同僚」として集まった皆さまとのつながりが、これからも続くことを心から願っています。今後もPARKコミュニティを通じて、共に成長していきましょう。

ユーザー登壇コンテンツの詳細は後日公開予定です。どうぞご期待ください!

感謝をつたえる図

写真:後藤 真一郎

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