【分析レポート】データドリブンな人事が目指す新戦略は「効率化」と「共通認識」〜後編〜(ビズメイツ株式会社)
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ビズメイツ株式会社さまの活用事例インタビュー
こんにちは。 SmartHR カスタマーサクセスチームの村田です。今回はSmartHR「分析レポート」機能をご活用いただいている企業に、導入に至ったいきさつや今後の活用計画、利用予定などをインタビューしました。
ビズメイツ株式会社 コーポレートデザイン本部 人事総務グループ リーダー
ビズメイツ株式会社 コーポレートデザイン本部 人事総務グループ ディレクター
活用ポイント
- 従業員数、男女比率、年齢、中途・新卒割合などで活用。プリセットレポートは採用計画に便利
- 経営陣にスピード感ある情報提供ができるようになった
- 各部署がデータをすぐ閲覧できる状態が目指せるようになった
- ベンチャー企業やスタートアップなどの企業にもおすすめしたい
スピード感ある情報提供が実現
レポート業務がきっかけで業務時間の効率化ができましたか?
佐藤さん
データを探す手間がなくなって、どこに何の情報が入っているかがわかりやすくなったので、これだけでかなり効率化されています。
別のタスクに時間をかけられるようになったのではないでしょうか?
佐藤さん
そうですね。経験を重ねた社員は作業するより考える仕事を増やしたほうがいいので、そういった時間が捻出しやすくなってきています。
実際、どんなデータを出していますか?
本間さん
事業部ごとの従業員数、役職ごとの男女性比率や年齢層、中途と新卒の割合、平均月収や平均残業時間など、色々使っています。
佐藤さん
経営層には、1人あたりの売上や年齢、平均年収、平均在職年数と退職比率などを全体的にインプットしてもらっています。それを中長期の計画に反映するイメージです。
人事側からの提案内容は濃くなりましたか?
佐藤さん
なったと思います。あと、今までだと時間がかかっていたのが、タイムリーに要望に応えられています。経営陣にスピード感ある情報提供ができるようになったのは大きいですね。
各部署がデータを閲覧できる環境に
佐藤さん
人事情報が他部署にも認知されている機会を作りたいんですよね。
たとえばどんな時にそう感じますか?
佐藤さん
意外と「自部署の従業員の平均年齢が知りたい」みたいな依頼はなかなかこなくて。もし部署の構成が常に見える状態だったら、「最近年齢が上がってきたし、若手層が少なくなってきているな」とこれからの組織を考えるときにいい気づきになると思うんです。ですので、各部署がデータを閲覧できる環境を早く整備したいですね。
これからのビジョンが見えてきますね。
佐藤さん
データドリブンな体制にしたいなと思っていて。
SmartHRでデータをすぐ閲覧できるようにして各部署に開放させる、と。
佐藤さん
そうですね。人事だけが知る情報、そして各部署で持っている情報を活用することで、戦略の確度は上がっていくでしょうし、それにより経営計画の実行力が上がっていくはずですので、そういったところにも貢献したいです。
まずは人事から始めて、各事業部へ展開
計画性がカギになりそうですね。
佐藤さん
経験から導き出されるある意味感覚的な行動も大事だと思いつつも、定量的データに基づいた思考も非常に大事になります。
本間さん
そのためにも、まずは人事が定期的に情報やデータを提示していき、各事業部の打ち手として考えてもらいたいなと。
その取り組みを人事から始める、と。
佐藤さん
人事が先駆けて立ち上げることで、確度の高い経営計画を策定するために、各部署でもつ情報やデータを活用する事の有用性を示していければと考えています。
読者のみなさんへメッセージ
佐藤さん
使ってみると本当に便利さがわかります。人事や労務って、大きい企業でもない限り大体1人1担当だと思います。弊社もそうなんですけど、環境は劇的に変わらないからやり方を変える感じで使ってみたらよかった。今まで2時間かかっていた業務が5分で終わりますから。別の仕事もできますし。だからこそベンチャー企業やスタートアップなどの、社員数が多くない企業ほど使うべきかなと思いますね。おすすめです。悩んでいるならまずは導入してみては!
本間さん
「手続きをするただの事務」ではなくて「経営層にアピールできる、情報を提供できる役割」として一目置かれる存在を目指しています。徐々に経営層からの信頼も得られてきていますし、今後企業にとってより重要なポジションになっていくと思います。
※掲載内容は取材当時のものです。