SmartHR「配置シミュレーション」の3つの特徴をプロダクトマーケティングマネージャーが解説!
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こんにちは、SmartHRプロダクトマーケティングマネージャーの里井です。
SmartHRでは、2023年2月より「配置シミュレーション」の機能を提供開始しました。
配置シミュレーションは、SmartHRに蓄積された人事データを活用しながら、直感的な操作で誰でもかんたんに配置のシミュレーションができる機能になります。配置業務の効率化に加え、正確な人事データにもとづいた異動・配置の意思決定が実現できます。
本記事では、配置シミュレーションを開発した背景や、配置シミュレーションの特徴を解説していきます。
配置シミュレーションを開発した背景
人材マネジメント領域における課題は多く存在していますが、中でも人材育成や配置は重要な位置付けと考えている企業は多いです。しかし、重要と認識しながらも、なかなか最適な人員配置に注力できていないというデータがあります。
(出典:人事部大研究 調査結果)
人員配置に注力できていない企業には、下記のような課題が存在しています。
- 従業員情報をもとにした判断ができていない
- 従業員情報が最新でない、バラバラに存在している……など、一元管理ができておらず、配置業務に活かすことができていない
- 実際に配置したときのイメージが湧かない
- 人員配置案をまとめても、どのような部署になるのか、イメージが湧きづらい
- 突発的に発生する要因に対する場当たり的な配置対応しかできていない
- 離職や休職などに伴う異動への対応しかできず、戦略的な人員配置の検討まで行う余裕がない
- 工数がとれない
- 日々の業務量に圧迫され、人員配置を検討するための工数をとれない
SmartHRの配置シミュレーションでは、このような課題を解決し、下記のような状態を目指したいと考えています。
- 従業員情報をもとにした意思決定ができる
- 配置後のイメージが持てる
- 場当たり的な対応だけではなく、戦略的配置の検討も行える
- 業務効率化により、工数に困らない
配置シミュレーションの特徴
配置シミュレーションの3つの特徴をそれぞれ解説していきます。
(1)直感的な操作
上記のように、従業員をドラッグアンドドロップで動かし、配置のシミュレーションが可能です。かんたんな操作で直感的に動かすことができ、誰でも配置案を検討できます。
(2)最新で正確な人事データにもとづいた意思決定ができる
(従業員リスト)
資格の有無、勤続年数、キャリア希望、過去の評価実績など、労務・人事業務で蓄積された従業員データを活用して、配置の検討ができます。突発的な配置から未来の戦略的な配置まで、さまざまな意思決定をサポートします。
(3)決まった配置案の反映まで完結
(組織図)
決まった配置案はすぐにSmartHRの他機能と連携が可能です。データベースや組織図への反映、更には文書配付機能を活用した辞令通知までSmartHRひとつで完結できるので、配置にまつわる一連の業務負荷を軽減できます。
利用イメージ
人員配置の検討から、確定後のデータ出力、データベースへの反映、さらに人事発令まで対応できるようになります。
※従業員データベースへの自動反映、文書配付機能への連携は今後対応予定になります。
また、今後は以下のような機能の開発を予定しています。
- 部署の合計人数や平均年齢などの統計情報の表示
- 人事担当者だけでなく、部門長や経営者が機能活用できるような権限設定
- 内定者などまだアカウントがない人員の配置
- キャリア希望や評価結果など、SmartHRの他オプション機能のデータ活用
- 「昇格候補」「リーダー候補」などをタグ付けして管理
- さまざまな条件による人材の検索
※2023年2月現在の情報です。
配置シミュレーションで目指したい世界
SmartHRの配置シミュレーションは、企業の人員配置の最適化を後押しすることで、その企業の事業目標の達成や、社員の成長や活躍を促進していきたいです。また、配置業務の負担軽減が実現すれば、次世代経営人材の育成など、長期的な視点での人事戦略への取り組みも可能となるかもしれません。
SmartHRの配置シミュレーションは、労務の情報を参照できるという大きな特徴があり、従業員の方に寄り添った配置案を検討できます。事業成長と従業員の方にいきいきと働いてもらうことの両立を目指せる機能です。
ぜひ利用を検討してみてください。
お役立ち資料
3分でわかる! SmartHRの配置シミュレーション
【こんなことがわかります】
- 人員配置の課題
- SmartHRの「配置シミュレーション」が人員配置の課題を解決
- 「配置シミュレーション」のご利用イメージ