人事評価にもとづいた人員配置を実現する方法とは?
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こんにちは。SmartHRプロダクトマーケティングマネージャーの里井です。
SmartHRでは、2024年1月より、配置シミュレーション機能と人事評価機能が連携し、直近の評価結果を確認しながら人員配置を検討できるようになりました。
本稿では、評価結果を活用して事業成長や人材育成、離職防止につながる人員配置を進める方法をご紹介します。(リリースのお知らせは下記からご覧いただけます。)
連携の背景
人員配置の課題は従業員データの活用
人員配置の目的は、主に人員充足・事業成長・離職防止・人材育成の4つに分けられます。
しかしながら、「人員充足」のための場当たり的な人員配置に追われ、「事業成長」「人材育成」「離職防止」につながる戦略的な配置検討が進まない方も多いのではないでしょうか。
弊社の調査では、「人事異動・配置転換の成果が出ている」と答える企業は、データの活用度が高い結果が明らかになっています。このように、場当たり的な対応だけでなく戦略的な人員配置の実現には、「従業員データの活用」がカギであるといえます。
「評価」が人員配置において重要な理由
人員配置において重要な従業員データの1つに「評価」が挙げられます。評価がよい従業員のさらなる成長を促す昇進や、他部署でも活躍できる評価基準・スキルを備えた従業員の異動を検討する際に、評価は欠かすことのできない指標だからです。
「人事異動や配置転換」に関する調査によると、45%の企業が「評価結果」を配置検討に活用しています。
連携によりSmartHRでできること
SmartHRの配置シミュレーション機能と人事評価機能の連携によって、シミュレーション画面において、従業員ごとの直近の評価結果1件が表示されます。
活用イメージ・ユースケース
前項で記載したとおり、評価結果を配置検討に活用することは、事業成長や人材育成、離職防止につながります。
事業成長のため配置
新規事業の立ち上げを機に新たな部署を設立する場合、新たな配属先でも活躍が期待できる従業員を配置します。このときに直近の評価を参考にすれば、配属先でも高いパフォーマンスを発揮できる社員の選定につながります。
加えて、SmartHRの配置シミュレーション機能は、従業員のスキル情報も確認しながら配置検討を進められるので、異動先で必要なスキルを備えていることもチェックして配置を検討できます。
人材育成のための配置
配置検討時に評価結果を確認できれば、優秀な人材を新たなポジションに抜擢し、将来の幹部候補生とするなど、重点的に育成したい人材の配置検討を効果的に進められます。
離職防止のための配置
配置検討時に評価が振るわない従業員がいる場合、背景には業務内容や所属チームがマッチしていない可能性が考えられます。離職防止の観点から別チームへの異動を検討するなど、守りの配置にも評価結果は活用できます。
連携機能を活用する3つのステップ
実際に、本連携機能を活用して人員配置を検討する方法をご紹介します。
ステップ1:人事評価機能で、評価を完了する
まずは、人事評価機能で評価を実施。評価シートの設定の際に、「最終評価」に設定する評価項目を選択します。
ステップ2:配置シミュレーション機能で、権限を設定する
次に配置シミュレーション機能で閲覧権限を設定します。
配置シミュレーション機能では、項目ごとに自部署配下・他部署の従業員情報の閲覧可否を設定でき、「自部署配下の評価結果は見せる」「他部署の評価結果は見せない」といった運用が可能です。
ステップ3:配置シミュレーション機能で評価結果を確認し、人員配置を検討する
配置シミュレーション機能で、直近の評価結果が確認できます。
人事評価にもとづく人員配置で、企業成長を後押し
本稿では、評価結果を配置シミュレーション機能で確認し、人員配置に活用する方法をご紹介しました。
SmartHRの配置シミュレーション機能と人事評価機能の連携によって、人員充足を目的とした人員配置の効率化だけでなく、事業成長・人材育成・離職防止に寄与する戦略的な人員配置の実現にもつながります。
本連携について詳しく知りたい方は、お問い合わせください。
お役立ち資料
3分でわかる! SmartHRの配置シミュレーション
【こんなことがわかります】
- 人員配置の課題
- SmartHRの「配置シミュレーション」が人員配置の課題を解決
- 「配置シミュレーション」のご利用イメージ