OAuth認可でより便利な連携を実現!ITデバイス&SaaS統合管理クラウド「ジョーシス」と連携開始
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こんにちは、SmartHRアライアンス担当の井関です。
SmartHRを既にご利用いただいているお客さまが、従業員情報にひもづけたITデバイスやSaaSアカウントの最新の利用状況の統合管理やアカウント発行・削除、PCの調達・キッティングまでできる「ジョーシス」(ジョーシス株式会社)をご紹介します。
ジョーシスとの連携について
ジョーシス株式会社の「ジョーシス」は、従業員の入社〜在籍中〜退社に伴うコーポレートITのアナログ業務を自動化し、業務コスト削減とセキュリティレベル向上を支えるITデバイス&SaaS統合管理サービスです。
ジョーシスでできること
入社時: SaaSアカウントの発行・削除、ITデバイスの従業員割当て、PCの調達・初期設定(キッティング)
在籍中:ITデバイス・SaaSの利用状況・コストの見える化、オンライン棚卸、SaaSアカウントの権限の管理、監査対応、ヘルプデスク
退社時:SaaSアカウント削除、シャドーID・削除漏れIDの検知、PCの回収・保管・再キッティング、PCの廃棄・下取り
なお、ジョーシスはオンラインストアにも連携しているため、既に保有しているPCなどの管理だけでなく、新たなPCの購入、キッティング、退職者PCの回収・保管・再キッティングや廃棄・下取りまで網羅しているので、入退社に伴う業務効率化だけでなく、従業員の動きに合わせた一連のリアルなオペレーション業務を丸ごとアウトソーシングできます。
SmartHRに登録された従業員情報をジョーシスに連携することで、従業員の在籍情報に連動してジョーシスに情報が反映されるため、必要なITデバイスやSaaSアカウントをスピーディに準備・管理できます。
また、企業のIT資産について台帳管理の一元化、不要なITコストの見える化や、セキュリティ対応の課題がSmartHRとジョーシスの連携によって解決できます。
人事労務担当がITデバイスの準備をすべて実施しているケースであれば、ジョーシスを活用してアウトソーシング並びにシステム化による業務負荷の軽減が期待でき、情報システム担当者が既に在籍している企業においては、人事と情報システム担当者の間での情報連携がより容易になることが期待できます。
今回の連携では、SmartHRに登録されている「社員番号」「氏名」「メールアドレス」「部署情報」「プロフィール画像」「在籍状況」などの従業員データについて、OAuth認可で簡単に取り込むことが可能になりました。
ITデバイス管理とSaaSアカウント管理の課題
現在、多くの情報システム部門、コーポレートIT部門で細かい業務の負担が増加しているため、戦略的なIT活用方法を考える時間が割けないという課題を良くお聞きします。
特に入退社時に発生するPCの貸与管理業務やアカウント発行管理業務は、年々増加していく傾向にあると思われます。なかでも退職者のアカウント削除、貸与デバイスの返却管理などは、セキュリティ管理の視点からも労務管理の視点からも、非常に大事な業務であるにも関わらず、対応管理部門が異なる場合もあります。
また突破的に発生する業務の性質上、適切なタイミングで対応できないケースもあるため、うっかり対応し忘れるという最悪の事態を避けなければなりません。
ジョーシス(SmartHR連携版)連携機能のご紹介
連携開始方法(初回のみ)
連携予定のSmartHR環境にログインした状態で、ジョーシスにログインします。ジョーシスのアプリ連携ページで「+登録する」をクリックしたのちに、SmartHRを選択し、「次へ」を選択します。
連携方法について「OAuth」を選択します。カスタム項目をメールアドレスでご利用の場合は、カスタム項目名を入力し、「次へ」をクリックします。
OAuth認可画面が表示されるため、「許可する」ボタンをクリックします。
これで連携準備完了です。
従業員データの連携をするには、外部システム連携の「連携する」ボタンをクリックします。
連携確認の画面が表示されますので、「連携」をクリックすることで従業員情の連携を実行します。
従業員情報の同期(同期が必要な都度実行)
従業員情報の同期は毎朝8時に自動で行われます。
また、手動で同期を行う場合は、「外部システム連携」の「連携する」ボタンをクリックして同期が完了します。
同期のタイミングで、従業員番号とメールアドレスにて照合し、いずれにも合致しない従業員については新規に登録します。
また、同期にて「在籍状況(在籍中、退職済など)」は自動で上書き更新されますが、そのほか「社員番号」「氏名」「メールアドレス」「部署情報」「プロフィール画像」については上書き更新されません。
より詳細な連携内容や製品についてのご説明につきましては、下記の「ジョーシスの資料請求・サービス説明をご希望の方」よりお問い合わせをお願いいたします。
まとめ
リモートワークの普及により、ITデバイスの社外持ち出しが増加したことで、紛失・破損などのリスク管理は重要になっています。また、導入しているITデバイスやSaaSの管理業務など、多くの企業で情報システムに関係する業務は年々増加しています。
ジョーシスとSmartHRを組み合わせて利用することで、従業員の入社〜退社における一連のITデバイス管理・SaaSアカウント発行管理の効率化や可視化を実現できます。
アナログな支援業務を削減し、業務の効率化とセキュリティリスクの抑止を目指している方は、ぜひ一度ご検討ください。