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  2. 機能解説

〜新機能のご紹介〜SmartHRのシングルサインオン(IdP機能)の導入メリット

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目次

こんにちは。SmartHRプロダクトマーケティングマネージャーの古川です。

この度、SmartHRでは新機能としてIdP機能の提供を始めました。IdP機能は、SmartHRのホーム画面からさまざまなサービスへワンクリックでログインできるSSO(シングルサインオン)を実現する機能です。

今回はIdP機能の概要や解決する課題についてご紹介します。

SmartHRのシングルサインオン(IdP機能)とは?

IdP機能は、SmartHRにログインするだけで、社内で利用中のサービスにワンクリックでログインできる機能です。各サービスのアカウント情報やパスワードの入力は不要。SSO(シングルサインオン)が可能になり、パスワードの管理やログインの手間を軽減します。

IdP機能のメイン画面のキャプチャ

SmartHRのIdP機能の導入メリット

近年、複数のクラウドサービス/SaaSを利用する企業は増え続けています。2022年の株式会社メタップスの調査では、11個以上のSaaSを導入する企業が半数以上。導入目的は「業務の効率化」が最多でした。

株式会社メタップス『【2022年版】SaaS利用実態調査レポート』

(出典)株式会社メタップス『【2022年版】SaaS利用実態調査レポート』を元に作成

しかし、効率化のためのクラウドサービス/SaaS導入によって、従業員の業務負担が増えている側面もあります。従業員は業務に応じて必要なサービスに都度ログインする必要があり、異なるIDやパスワードを設定・管理しなければいけません。いずれかを忘れた際は管理者に問い合わせる手間もかかります。

業務の入口が一つにまとまり、従業員の利便性が向上

IdP機能は、従業員の業務の入口をSmartHRに集約し、複数のクラウドサービス/SaaSを利用する際の手間を削減します。

SmartHRのホーム画面から利用したいサービスにワンクリックでログイン可能。異なるサービスに都度ログインする必要はありません。頻繁に利用するサービスを「よく使うアプリ」として、ホーム画面に固定表示もできます。

また、管理するIDやパスワードが一つにまとまるため、アカウント設定・管理の手間も削減。パスワード忘れも起こりづらくなります。

「パスワード忘れ」に対応する人事・労務担当者の業務も効率化

IdP機能は、複数のクラウドサービス/SaaS利用時の人事・労務担当者のお悩みも解決します。

1. アカウント管理の工数を抑制

従業員の入社や異動、退職などの情報をもとにSaaS/クラウドサービスへのアクセスを管理可能。

入社時には、各サービスのログインURLを発行せずとも、SmartHRにログインしてもらうだけで対応が完了します。

入社予定者の情報を別のファイルで整理するなど、関係部署とログイン情報を共有・管理する工数も削減できます。

また、退職時には最新の従業員情報を参照し、退職者からのアクセスを自動で制限。退職者がアクセスできる状態で放置され、情報漏洩につながるリスクも防げます。

2. サービスログインへの問い合わせ対応が減少

従業員のパスワード忘れが減少。人事・労務担当者が問い合わせに対応する工数も削減されます。

3. 従業員との情報のやりとりもスムーズに

SaaS/クラウドサービスへのログインがSmartHRに集約され、従業員がSmartHRを開く機会が増加。

「お知らせ掲示板」の情報や労務からの差し戻しなどが従業員に届きやすくなります。「従業員サーベイ」で配信したサーベイの回答率アップも見込めるでしょう。

従業員と人事労務の業務効率化、セキュリティ向上を実現

このように、IdP機能は業務の入口を一つにまとめ、従業員と人事・労務担当者の業務を効率化します。さらにパスワードの使い回しを防ぎ、パスワードの漏洩リスクの減少などのセキュリティ強化も実現できます。

IdP機能はSmartHRの有償プランを契約している方なら追加料金なしで利用可能です。クラウドサービスやSaaSの利用が増えている今、ぜひご利用を検討してみてください。

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1分でわかる!SmartHRのシングルサインオン(IdP機能)

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