労務効率化なら「クラウド人事労務ソフト」。 タイプ別の特徴を理解しよう!

2018.10.23 ライター:加藤桃子

はじめまして! 株式会社SmartHR SDRチームの加藤桃子です。

世の中には、続々とクラウド人事労務ソフトが登場しています。

各企業ごとに、クラウド人事労務ソフトに対して求める機能は異なり、また各サービスごとの提供機能も異なっています。

そのため、単に「安い」、「機能が多い」などを理由に、早合点でソフトを選ぶのはあまりオススメできません。

そこで、SmartHRをはじめ、各クラウド人事労務ソフトのそれぞれがどのような特徴や強みを持ち、どのような企業と相性が良いかを解説します!

「クラウド人事労務ソフト」とは?

これまで、人事労務の仕事に携わってきた担当者さまは、紙やExcelを中心とした作業が多かったかと思います。

例えば、入社手続き。紙に記載してもらった従業員情報を収集しExcelに転記して管理。また、社会保険等の手続き書類も紙で管理するなど、アナログな業務がほとんどでした。

このように、煩雑でアナログな人事労務の業務を、Web上でカンタンに実施できるようにする業務効率化ツールが「クラウド人事労務ソフト」です。

「クラウド人事労務ソフト」だからこその強み

まず、クラウドソフトの特徴を見てみましょう。

  • 場所を選ばず利用可能
  • 比較的安価に導入可能
  • 買い直し・インストールし直しが不要
  • サービスが進化し続ける

クラウドソフトは、インターネットを介して提供されるサービスであり、場所を選ばず利用できます。

また、初期費用無料かつ月額料金制のサービスがほとんどで、比較的安価での利用が可能です。

更に、オンプレミス型(インストール型)のソフトウェアと異なり、アップデートごとに買い直したりインストールし直したりする必要がありません。特に、法改正や様式変更が頻繁に起こる人事労務領域において、追加料金やアップデートに伴う手間に煩わされることなく利用できるのは、「クラウド人事労務ソフト」だからこその強みといえるでしょう。

「サービスとして進化し続けること」も大きなメリットです。

「クラウド人事労務ソフト」2つのタイプ

次に、「クラウド人事労務ソフト」の特徴を見てみます。

「クラウド人事労務ソフト」のサービスは、オールインワン型と特化型の2つのタイプに分けられます。

それぞれ異なる強みを持っていますので、その違いが何か、見ていきましょう。

【タイプ1】オールインワン型クラウド人事労務ソフト

「オールインワン型クラウド人事労務ソフト」は、人事労務管理のほか、勤怠管理や給与計算など、様々な機能を備えるサービスです。

労務に限らず採用や評価など、人事全般に及ぶ幅広い業務をカバーしているサービスが多く、人事にまつわる業務を一気通貫で効率化できるのが特徴です。すべて同一企業から提供される機能であるため、インターフェイスが変わらず、シームレスに使用できるのも担当者にとってのメリットのひとつです。

一方で、既存システムを導入している場合、システムの置き換えに時間がかかり、導入時の負担が大きくなります。また、企業は成長に伴い課題が変化するため、自社が解決したい課題と導入中のサービスがあわず使いづらくなってきた際、労務や給与計算・勤怠管理など、あらゆる機能をまとめて一新することになり、運用フローも再構築する必要があります。

そのため、各領域の既存システムから置き換える必要がない、各システム未導入のベンチャー企業やスタートアップとの相性が良いと言えるでしょう。

【タイプ2】特化型クラウド人事労務ソフト

「特化型クラウド人事労務ソフト」は、“特化型”の名の通り、人事労務にまつわる深い課題解決を得意とし、労務手続きや労務管理をスムーズに執り行えるのが強みです。

また、1つの領域に1つのサービスを導入するだけなので、導入時間も比較的短く済みます。

一方で、勤怠管理や給与計算等、他の人事機能を備えておらず、自社の課題を充分に把握した上で「できること」「できないこと」を明確に理解する必要があります。

しかし、それぞれに特化したサービスと連携させて活用もできるため、各人事領域ごとの課題にあわせ、最適なソフトウェアを選択できるため、深い課題解決を実現できます。

このような「特化型クラウド人事労務ソフト」の代表的なサービスには「SmartHR」があげられます。

そもそも「SmartHR」とは?

「SmartHR」の“特化型クラウド人事労務ソフト”としての強みを解説する前に、そもそもSmartHRとは何なのかについてご説明します。

SmartHR」は、企業が行う社会保険・雇用保険の手続きの自動化を目指すクラウド人事労務ソフトです。従業員情報を入力するだけで必要書類を自動作成し、総務省が提供するe-Gov APIと連携し、Web上から役所への申請も可能です。

また、マイナンバーの収集・管理や、Web給与明細、年末調整の書類作成機能にも対応しており、煩雑で時間のかかる労務手続き・労務管理における経営者や人事担当者の負担をなくします。

SmartHR 各種機能

SmartHRは、以下のような特徴を持ちます。

  • 現在の導入企業の従業員規模:2名〜20,000名
  • メイン機能:入退社の手続き・雇用契約機能・年末調整
  • 人事労務をメインに、人事領域のプラットフォーム化を推進
  • SmartHR上で提供していない機能も、API連携によって連携可能
    例)給与計算、勤怠管理
1分でわかるSmartHRを読む

SmartHRの「特化型クラウド人事労務ソフト」としての強み

SmartHRが特化型のクラウド人事労務ソフトである強みとして、下記のようなメリットがあげられます。

(1)労務に集中した素早い開発・改善

まず開発リソースを労務へ集中しているため、毎年のように変わる最新様式や法改正等への素早い対応が可能であることです。

実際にSmartHRでは、「ペーパーレス年末調整」において、今年の年末調整で変わる配偶者控除申告書の対応も迅速に行なっています。

ユーザーの要望も丁寧に実現。実際に以下のようなお声もいただいています。

SmartHRは、労務担当者目線できめ細かに改善していただけているサービスだと日々実感しています。改善された内容が、1回の作業だけで見ると小さな差であったとしても、100人分、1,000人分と作業量が増えると、日々の積み重ねで大きな差になります。担当者としてはとても嬉しいですよね。(合同会社DMM.com 山岸 慎治さん)

(2)各領域で最適な特化型ソフトを選択可能

次に、各人事領域の最も適したサービスとあわせて活用することができるという点です。

前述の通り、オールインワン型の場合、どこかの領域に使いにくい部分が出た場合、すべてのソフトをまとめて入れ替えなければなりません。

一方、特化型ソフトであれば、自社のフェーズにあったソフトを労務や給与計算、勤怠など、各領域の自社課題に沿って最適なソフトを選択し、なおかつAPI連携等によって最大限の効率化を図れるのです。

実際に、株式会社SmartHRでは、SmartHRとAPI連携を行っているクラウド型の勤怠管理ソフトおよび給与計算ソフトと連携することで給与計算を行い、そのデータを「SmartHR」上に取り込み、従業員にWeb給与明細を発行しています。

(3)SmartHRの「プラットフォーム化」構想

既にSmartHRが実現している強みだけでなく、これからの進歩にも特化型としての強みが生きていきます。

それは何故か?

先日開催した「SmartHR Next」というイベントで、株式会社SmartHR 代表・宮田が発表したプラットフォーム化構想にその秘密が隠されています。

この「プラットフォーム化構想」は大きく分けて2つの方向性があります。

まず1つ目が外部サービスとの連携強化。例えば、勤怠管理では「KING OF TIME」や「ジョブカン勤怠管理」、給与計算では「人事労務freee」などのような各種サービスとの連携はもちろん、「LINE」との連携によるユーザー体験を向上させる構想も発表しています。

2つ目が、「SmartHR Plus」というアプリケーションストア構想。こちらには、既にSmartHRが提供している「ペーパーレス年末調整」や「オンライン雇用契約」などのアプリケーションだけではなく、将来的にはサードパーティーのアプリケーションもストアに並ぶ予定です。

SmartHRは外部連携強化を図るとともに、アプリケーションストア「SmartHR Plus」によって、多様化するニーズに対応すべくプラットフォーム化を推進してまいります。

(1)と(2)で紹介した、特化型クラウド人事労務ソフトとしてより一層の労務効率化を実現させつつ、その一方でひとつのプラットフォームとしてユーザーは使いたいときに使いたい機能だけを使えるようになります。

まとめ

今回は、私がお客様とお話する中で実際にご質問いただいた声をもとに整理しました。

改めて、今回のポイントについて整理し、おさらいします。

  • クラウド人事労務ソフトは、煩雑でアナログな人事労務の業務をWeb上でカンタンに実施できる業務効率化サービスです
  • クラウド人事労務ソフトは「特化型」と「オールインワン型」に分けられます
  • SmartHRは特化型クラウド人事総務ソフトで、人事労務にまつわる開発・改善に注力。法改正や様式変更にも迅速に対応しています
  • また、各社の課題感に最も適した各人領域のサービスとあわせて活用できます
  • さらにSmartHRは、多様化するニーズにあわせた「プラットフォーム化」構想によって、人事のあらゆる領域を効率化していきます

クラウド人事労務によって業務効率化したい皆さまにおかれましては、これらの特徴の違いを理解し、自社の課題に適したクラウド人事労務ソフトを検討いただければ幸いです。

その上で、SmartHRにご興味をお持ちいただけた方やもっとSmartHRについて知りたいと思っていただけた方は、ぜひお問い合わせくださいませ! ご不明点等のご連絡もお待ちしております。

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加藤桃子

株式会社SmartHR Sales Development Representative / 営業開発。マイブームはトレイルランニング。SmartHR初の新卒として入社。
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